2013年5月17日金曜日

陽廣園さんのロウシリーズ/refrainデビュー


 新潟市西区にあります「陽廣園」さんで作られた、ロウシリーズ「refain」のフラワーベースがいよいよ販売開始です。

これは、昨年度、新潟県社会福祉協議会さんよりお声掛けいただき「オリジナル商品開発事業」という名の事業にて、コーディネーターとしてお仕事させていただき、施設さんと一緒に取り組ませていただいた商品のうちのひとつです。

詳しくはこちら↓
・事業についてhttp://ko-ro.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html
・陽廣園さんの取り組み
1)http://ko-ro.blogspot.jp/2012/09/blog-post_511.html
2)http://ko-ro.blogspot.jp/2012/10/blog-post_29.html
・事業報告 http://ko-ro.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html

この事業、最終目標としては「福祉の店パレット」さんでの取扱いをスタートさせるというところにありましたが、とてもじゃないけど事業終了までに販売が間に合わずのびのびになっていました。

コーディネーターとしての力不足!!も否めませんが、やはり新しい商品をつくるということはとても大変なことです。

福祉の現場のものづくりにおいて、なにより「利用者さんのちからを生かす」というところに一番力が入るところで、どの現場でもそのことについて悩んだり楽しんだりしているわけです。

ですが、今回のアプローチはそれとは違うやり方で始まりました。
まず、「廃材のロウ」という素材があった。「これを使って何ができるだろうか?」ということ。このことが一番先にきていたので、そこに利用者さんの力をはめていくという方向で進みました。

で、ほんとうにほんとうに色々な試行錯誤のうえ、完成。
シリコン型を使ってできた「フラワーベース」。
お水を入れてお使いいただけます。もちろんドライフラワーもすてき。
だけど、ロウなので熱には弱いです。衝撃にも弱いです。
繊細な子なので優しくしてね。

丸型
角型
ひとつひとつに題名付き!
丸型と角型の2種類で、価格は500円。
それぞれに名前がついているのですが、これは利用者さんが付けているそうです。

ちょうど週末に植物にまつわるイベント出店があったので、知ってもらうにはいいかも!ということで、商品をお預かりしてきました。
試行錯誤、商品づくりに奮闘していた職員さんが話してくれたこと。

「一人で試作をやり続けていたら、利用者さんから、私もその商品をつくりたい。と言ってくれたんです!!器用な方だからほんとうによかった!と思って。」と。

そういうやり方も悪くないのかもなぁと思ったのです。
かけのようなやり方だけど、「利用者さんの力」だけに縛られることはないのかもしれません。施設のものづくりはひとつの方向からだけではないんだなぁと。
奮闘する職員さんの姿を見て、何か思う利用者さんもいるんだと。

ということで、こちらの商品18日、19日の両日、NEXT21アトリウムにて販売しますよ。ラッピングも承ります。通常は、ユニゾンプラザ1Fにあります福祉の店パレットさんにて販売していますので是非そちらにも行ってみてくださいねー。

パレットさんの店頭にて