2013年11月20日水曜日

みなさまへ




日頃、わたしたちの仕事を応援してくださってありがとうございます。
今年の秋でkoroがスタートして3年という月日が流れ、多くの方々に出会い、仕事の内容も徐々に変化をしてきました。

お互い全く知り合いでもなかった二人が、『福祉施設からうまれる手作業のかたちが好きだ』というだけの思いで、このユニットはスタートし、ここまでなんとか続けてこられたのも、一緒に仕事をしてくれている施設さん、商品を購入してくれているお客さま、取引先の店舗さま、いつも気にかけてくれている家族や友人、その他にも、わたしたちを応援してくれている多くの方々のちからがあってこそだと深く感謝しております。

さて、このたび中嶋が出産の準備その後の育児のため、11月いっぱいでkoroの仕事から離れることとなりました。そのため、今後は小林がひとりですべての業務を行います。これまで二人で行っていた業務をひとりで請け負うにあたり、いろいろと支障がでることもあるかもしれませんが、精一杯努めたいと思いますので、変わらずお付き合いいただきたいと思います。

ひとりでの業務にはなりますが、様々な方向から工夫をし、今後一層、作品の販売・展覧会の開催・商品開発・販売・サポート事業等、koroとしてできる限りのことに取り組んでいくつもりです。

今年9月に開催した展示会で、4年目の始まりに際して、
「個人的な思いから、社会的な役割へ」という言葉を掲げさせてもらいました。
これからは「koro」というひとつの格をより深い部分で形成していくことに力を注いでいきたいと思います。進むのみ。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

                                  koro小林あかね



*以下、中嶋より。

この度、koroの一員として活動してきましたが、11月をもちまして出産のため一旦koroの活動を離れることとなりました。
koroを始めて、3年が過ぎたのですが、個人的にこの3年を振り返ると本当にたくさんの方たちと出会え、多くの方たちと一緒にお仕事させて頂き、多くの方たちに支えて頂きながら、ここまできたのだと感じています。
そして、始めた当初思っても見なかったほど、多くの方が関心を持って関わって下さった事が今のkoroを作ってきたのだと思います。
私は「福祉」と呼ばれる世界が好きでこの仕事を始めました。
この仕事を始めて、「福祉」という世界を、今まで見てきた方向からだけではなく、色んな角度から見ることで、より近く、より大切な世界になってきていることを感じています。
そう感じられるのも今までお世話になった方々のおかげです。
まさかこのような形で、一旦自分がkoroを離れることになるとは思ってもおらず、今だ実感が湧かない部分もありますが、皆様とのご縁を感謝すると同時に、しばらくは自分の元に来てくれたおなかの子との縁を大切に出産と育児に専念したいと思います。
まだどのような形か分からないですが、また皆様と一緒にお仕事や何かできる日を楽しみにしております。
今まで大変お世話になり、ありがとうございました。
また復帰する際には、どうぞよろしくお願い致します。
                                koro 中嶋 梨沙 
                                
                              2013.11.20