メールアドレスが決まった。
住所が決まった。
電話番号も決まった。
fax番号も決まった。
じゃあ、判子を作ろうか。
判子があれば、領収書や納品書に手書きしなくて済むぜ!
と、思った時期とあわせて、
「細かい柄の判子を上手に作る人がいる」との情報を得まして、ご本人とお会いして、わいわいとお話しして、発注。
現在2種類の判子を作っていただきました。
「koroのマーク」のものと「住所・電話・faxの情報」のもの。
現在、角印も思案中。
このはんこを作ってくれたのは、みくにさんという若い女性。
とても真面目で、几帳面で、誠実で、でもユーモアがある、そんな魅力的な方です。
ただ「判子づくりが好き」というだけではきっと発注はしなかった。
好きな作業に対する真剣な思いがとても好感がもてるし、なによりも向上心や研究心が大きくて、彼女と話をしていると学ぶことが多い。
出来上がってきたものを眺めて、彼女に会うと、より大事に思える。
気持ちのいいやり取りが出来るのは、なによりそこに自分の仕事に対するプライドがあるからだろうなーと、そんなことを思った。
「ますます精進します」と言った武士のような彼女のひとことがとても気に入っているので、私も使いたいと思ったけど、なんだかその透明でぴんっと張ったものが自分の核に備わっておらず、使いこなせません。
「ますます精進します」
いつか自然と使えるように日々鍛えなくては。
(小林)