2012年7月14日土曜日

写真アルバム第2弾!!

以前、sunday写真館でお世話になりました、カメラマン内藤さん。
繊細で優しくて温かくて、でも芯はとても強いような、そんな素敵な写真を撮られます。
今回は婚礼の写真を撮られたとのことで、新郎新婦のお二人が、お身内の方へお渡しするための記念アルバムを作らせていただきました。


アルバムは以前と同じく、2種類。


木製タイプは「青松ワークスの木工班woody」にお願いしました。
手書きの文字でお二人の名前や日付をオプションで入れることができます。















紙製タイプは「わかばの家の手漉き紙」を使用しました。
木製アルバムと同様、見開きで縦・横の写真が入ります。


















内藤さんはとても精力的に動いていらっしゃって、会う度にとてもきらきらしています。
私たちの仕事にも興味をもっていただき、色んな可能性を広げてくれます。


ここ数日これまでに「つないだかたち」としてきちんと発表できずにいたことを、
連続でお伝えしているわけですが、こうやってみていくと、もう、ほんとうに、
みなさんに自分たちの仕事を広げてもらっているなぁと、感謝の気持ちでいっぱい。


みなさん、ありがとう。
そして、新郎新婦のお二人、おめでとうございます!!

内藤雅子さんweb site→http://free.littlestar.jp/











2012年7月13日金曜日

モロッコさんのかたちへ

きちんとご紹介するのがとっても遅くなってしまいました。


な、なんと、こんな素敵な商品ができていたのです!
ワークセンターほほえみさんのさをり織りの生地で作られた子供用帽子。

























巾着にもなるんです。
親子で使っても楽しめそうですね。
もうひとつ。
こんなパターンも。


























こちらも子供用の帽子。
こまかい部分で憎い演出です!!


こんなかっこいい帽子かぶっている子、なかなかいないぞっ。うらやましいぞっ。




この商品を作られたのは、新潟市中央区にありますとても素敵な服屋さん「モロッコ」。
koroのさをり織りのベルトやストールを置かせていただいています。
(最近納品できていませんが・・・事務所ができたらこの回転はよくなると思っています・・・きっと!)
koroを始めた頃から、「いい仕事だね」と応援していただいていまして、
色々と教えていただいてもおります。
先生と呼びたいくらいです。

ほほえみさんでぱたんぱたんと時間をかけて楽しく創られた手織りの生地を、とても丁寧に、そして愛情をもってあつかっていただいたなぁ、と完成した商品をみてとても感激しました。こうやってかたちになると、モロッコさんがそれぞれの生地のどこを「いいな」と思って創っていったのかが、なんとなくわかるようで、とても面白かった。

さをり織りの織り物ってとても個性が強いような印象をもっていたので、
ある程度のかたちに落としても、それ以上のものになっていくのが難しいのかなと、
勝手に思っていました。

パスケースや携帯ケース、眼鏡ケース、かばん・・・
どうしたってなんかぼやっとしてしまう印象があったのです。

反物としての個性が強すぎて、何に加工してもその強さと魅力を超えることができない。生地を扱うプロがおもしろがって使ってくれたら、自分たちのアイディアよりもはるかに面白いものができそうなのになぁと常々思っていました。

なので、モロッコさんから「koroが紹介するさをり織りの生地を使った製品を創ろうと思うので生地がほしい。」というお話をいただいた時、とても嬉しかったのです。
こんなつなぎ方も、すごくいい!!理想のひとつです。

モロッコさんの「センス」というまったく違う流れが加わって、ある個性を超えるというよりも、織り物とともに並走してくれているという感じがしました。
樹木が何十年、何百年も年月をかけて大きくなり、幹がたくましくなっていくような、そんなイメージをもちました。

「超えること」と「肥やすこと」。
新しい視点を学ばせていただきました。



商品のお問い合わせはモロッコさんまで。

〒951-8065
新潟県新潟市中央区東堀通3番町471
TEL&FAX : 025-222-9116
E-mail : 
enjoy_morocco@ybb.ne.jp
営業時間:PM12:00〜PM7:00
定休日:火曜日、水曜日 






















2012年7月12日木曜日

G.F.G.S×koro 点字ギフト袋

かれこれ半年くらいかかりまして、ようやくひとつのかたちになりました。
G.F.G.Sのオーガニックコットンソックスの為の、点字ギフト袋(大)と(小)。



















新潟県に加茂(かも)市という土地があり、北越の小京都と呼ばれるだけに市内を流れる川は京都鴨川の風景にとてもよく似ています。新潟市から加茂市まで車で1時間くらい。温泉もたくさんあるという自然豊かな町にG.F.G.SさんというオーガニックコットンでT-シャツを製造している会社があります。加茂といえば桐タンスだそうですが、最近は加茂といえばG.F.G.S、という具合にとても人気の製品です。


今回、G.F.G.S×koroということで、オーガニックコットンのソックスを入れるための点字ギフト袋を作らせてもらいました。製造はあさひ共同作業所さん。点字ギフト袋について詳しくはG.F.G.Sさんのブログに掲載していただきました。是非ご覧ください。

G.F.G.S blog←クリック

さて、このお話をくださった、G.F.G.Sの小柳さん。
この点字ギフト袋が出来上がった頃、製造元の施設さんへ来てくれました。






さき織りや絵画などの作業や創作をご見学。みなさんもちょっと緊張ぎみ



あさひさんの自主製品「肩たたき棒(ハーブ入り)」を試されたり、



もちろん、点字封筒の作業も。





孤高の封筒職人。胸ポッケにはマイルドセブン。





koroでは誰かや何かと施設さんをつなぎ、かたちをつくるという仕事もしています。
こんな風に、施設さんがこつこつ積み上げて来たことを、私たちではない方が「いいね」と言ってくれて、また違うかたちになって誰かのもとへ届く。
よりよく循環していくといいなと願っています。

是非、オーガニックコットンのソックスを点字ギフト袋に入れて、あんな方やこんな方に贈ってみてはいかがでしょうか。
ご購入は取扱い店舗さんか、G.F.G.Sさんへお問い合わせください。
靴下の製品情報は、G.F.G.S blogをチェック!!




振り返って・・・

このギフト袋ができるまで、あーでもないこーでもない、あれやこれや、と右往左往。
夜加茂へ行ってなぜか車の中でサンプルを受け渡したり、お好み焼き屋さんで親睦を深めたり、なんか雪とか降ってなかったっけ?とか。

今回、かたちになるまで、というか、作業が施設さんで出来るのか出来ないのか、利用者さんの仕事になるのかならないのか、を確かめる為にたくさんの時間を使いました。
実際制作に入れば早いもんです。今回の仕事で基礎固めがいかに大切かを学ばせていただきました。


スロー、スロー、クイック、クイック。