2014年7月31日木曜日

ありがとうございました。


本日、7月31日をもちまして、福祉プロダクト企画販売koroのユニットとしての活動を終了させていただきます。

koroで取り組んできた全ての業務につきましては、下記の通り、企画製作室Bridgeへ移行し、引き続き福祉施設のものづくりの現場に関わっていきます。

こちらのBlogをはじめ、twitterとfacebookにつきましては、記録としてこのまま残させていただきます。フォローしてくださっていた皆様、情報をシェアしてくださっていた皆様、ありがとうございました。

かたちは変わりますが、今後もそれぞれの仕事を気にかけていただけると嬉しいです。

ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。

中嶋、小林



※8月1日より全ての業務を以下の事業名へ移行します

企画製作室Bridge
代表 小林あかね
office 〒951-8068 新潟市中央区上大川前通4番町119ハチスオフィス内
phone  070-5456-3845/090-4286-2946
fax  025-333-0486
mail  info@sumikkobridge.com
web  http://www.sumikkobridge.com

twitter https://twitter.com/demaeship










2014年7月19日土曜日

ご挨拶

みなさまへ


日頃よりkoroの活動に関しまして、ご理解ご指導を賜りまして誠にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。
本日は皆さまにお知らせがございます。
突然ではございますが、2014年7月31日をもちまして、2010年秋より活動をしてきました「福祉プロダクト企画販売koro/art & design in welfare」のユニットとしての活動を終了することとなりました。
理由としましては、それぞれの生活環境の変化や福祉に対する思いなど、現在の状況からみて、二人が揃って同じ目標をもち仕事をしていくには、使える時間や環境の違いから無理が生じてくることが考えられたからです。
今後は、それぞれ個人で、福祉の現場に関わっていきたいと思っております。
二つの道がそれぞれに広がることで、koroで得た事がより深みを増して行くのではないかと考えております。2010年秋の始まりから、koroの活動を応援し多くの人へ私たちの存在を伝えていただき、また、商品を通して福祉のものづくりに触れていただいた皆様には、心より感謝しております。ありがとうございました。
これまでいただいた貴重な体験と経験をもとに、今後増々発展していけるよう、より一層気を引き締めてそれぞれの立場で取り組んでいきたいと思います。

中嶋と小林、二人での仕事はなくなりますが、これから新たに動き出すそれぞれの仕事にご期待いただき、またお力添えをいただければと思っております。

今後「koro」という名前は、これまで企画開発し販売させていただいている商品全てを括るブランド名として継続させていきます。また、商品の管理、ものづくりコーディネート、障害がある方々の展覧会の開催サポート、各種企画、ご相談、お問い合わせ窓口といった、これまでkoroとして取り組んでまいりましたすべての業務に関しましては、小林の新規事業「企画製作室Bridge」に移行し、商品販売の分野のみ、中嶋と小林で共有していきます。

お付き合いいただいている販売店舗様、各種お取り引きいただいております事業所様に関しましては、これまで通りお付き合いいただきたく改めてご挨拶に伺います。お取り引き事業名の変更によりご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解をよろしくお願い致します。

長くなりましたが、以下それぞれからのメッセージをご挨拶にかえてご報告とさせていただきます。ありがとうございました。そして、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

2014年7月
koro/art & design in welfare
中嶋梨沙 小林あかね

※koroのホームページ、ブログ、facebook、twitter、は閉鎖はせずにそのまま記録として保留させていただきます。今後の情報は、企画製作室Bridgeまたは中嶋の個人のアカウントからの発信となります。そちらからチェックをお願いします。

※メールアドレス、電話番号、fax番号はそのままお使いいただけます。



【以下、各自よりご挨拶です】


出産のため、お休みしていましたが、この度、育児との両立の中で続けていきたいとの想いから、このような形を取る事となりました
koroの商品を通じて福祉のものづくりを伝えたいとの想いは変わらず、これからも販売を主にして、その部分は続けて行きたいと考えております。
ただ、内部の体制として、koroの商品管理や現在の卸先様に関しては小林が行う事となりました。
関係各所の皆様には、koro立ち上げから温かく見守り、お声掛け下さった事、感謝の気持ちでいっぱいです。
出産を機にkoroを離れ外側から見ることが出来、自分が思ってた以上に多くの方が応援下さっていること、そして多様な仕事が求められている事を感じ、自分の役割を再度考えさせられる時間となりました。
今後の私自身の新しい動きとしては、自分が母となったことをきっかけに、ずっと現場でも感じていた事である、障害のあるお子さんの保護者の方々の力強さや想いから、自分自身、力をもらっていたので、そのパワーと想いを汲み取って何か出来ないかとワクワクしながら考えています。
また新しく動く際には、お知らせさせて下さい。
koro自体は無くなる形となりますが、商品や今まで行ってきた想いは変わらず続いていきますので、今後も私たちを見守って頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

中嶋 梨沙




金沢で「障害者施設」に勤務し7年間。
新潟に戻ってきて、すぐにkoroが立ち上がり4年。
「障害」とか「福祉」という世界になんの関心も寄せていなかった私が、この世界に関わり始めて11年という月日が流れました。

その間、私に何ができたのでしょうか。
だれかの何かになれたでしょうか。
「福祉施設のものづくりがもっと世の中に広がるように」
そんなキャッチフレーズはきちんと実現できているのでしょうか。

いやいや、ぜんぜん、まだまだ。

これまでの仕事についての「結果」はどうでているのか。
それは、いまはまだぼんやりしているような気がします。

しかしながら、これまで積み重ねてきたことに対しては、少なくとも小さなコミュニティーではなんらかの意味を持ち始めていて、やってきたことに間違いはなかったと思っています。

その確信は、福祉施設のものづくりの現場のめまぐるしい変化によってもたらされ、ますますこの世界の大変さと面白さを体感しています。

これまで、控えめで半ば諦めの多かった福祉施設は、今や自信をもって、どんどん世の中に打って出る、そんな風が吹き始めてきました。
また、障害者施設に関わる多くの人の、眠っていた、もしくは、押さえ込んでいた前向きな気持が、ここ数年で、この社会に滲み出て来ている、そんな感覚を覚えています。

現場の職員さんには、なにかコトを起こして変わらなきゃ。と思っている人がたくさんいることも見えてきました。またその逆もしかり。

そんな状況のなかで、「福祉プロダクト企画販売koro」という器だけでは到底足りない。それぐらい現場の思いはエネルギッシュに溢れてきています。

「企画製作室Bridge」というこれから始まるあらたなステージでは、そうした目には見えなかったモノたちを掘り起して「みえるかたち」にしていくことに、より一層プロフェッショナルな意識をもって取り組んでいきたいと思っています。

福祉のものづくりはまだまだ可能性に秘めている。
その可能性を他の分野と融合させながらどこまで広げられるか。
あらたな挑戦です。

これからの10年、きっと今まで以上に面白い展開になる。
みなさまにはどうか、見続けていただきたいと思っております。


最後に。

4年前、地元とはいえ13年ぶりに帰って来た浦島太郎状態の私にとって、なんの繋がりもなかったところに、新潟が地元ではない中嶋が時間をかけて作った人間関係の繋がりの力を借りてkoroをスタートし、ここまで多くの方々と繋がれたことに、なにより深く感謝をしております。

ひとを大事にすること。
ひとをとりまく環境に敏感であること。
ひとの手から生み出されるものによりよい価値を見いだすこと。
ひとを育てられる立場になること。
強い使命感と覚悟をもって更なる発展を。

気持ち新たにスタートです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

小林あかね
企画製作室Bridge


2014年5月21日水曜日

つばめキャンドル









昨年の夏より、商品開発や販売のサポートをさせていただいている、燕市社会福祉協議会就労支援センターさん。今年度も、サポート役として関わらせていただきます。

その事業所の中で、キャンドル制作チームに「つばめキャンドル」と名前をつけて、キャンドルの制作・販売を行っています。このチーム、まだ一年経っていませんが、着々と腕をあげ商品のレベルもあげています。

年度初めより、ロゴの作成、facebookやホームページの開設などなど、外へ向けての発信を徐々に開始しています。


福祉施設が自らのちからで、商品企画開発から製造、情報発信、販売、システムつくり、これらをすべて行うためには、相当の努力と気力と経験とチームワークと希望がなければ、到底できないと思っています。

そんななかで、

「福祉事業所」という社会保障で守られた環境から、新たな役割を展開する。
ものを売ることを通して、これまでの福祉施設の商品に対する価値観を変えていくこと。

このチームにはそんな期待を寄せてもらっていいと思っています。

koroとしても、このチームを盛り上げていくこと、そして、商品の販路を求めて行くことを集中的にやっていきたいと考えています。
ともに、それぞれの利益を求めて、成長していけたらいいですね。
是非、注目していただきたいと思います。

(小林)


◎つばめキャンドル
facebookページ https://www.facebook.com/tsubame.candle
ホームページ http://tsubamecandle.jimdo.com















2014年5月11日日曜日

お知らせ

みんさん、こんにちは。
小林です。

拠点である新潟は、みどりと黄緑が鮮やかに輝く季節となってきました。

さて・・・
なかなか、日々の動きについて更新できていませんが、なにかと動き回っております。

出産のためお休みをいただいている中嶋も、新潟へ戻り新しい生活をスタートさせ、今後のkoroの仕事のありかたについて、少しずつ話を進めております。

koroがスタートして3年半ちょっと。
ほんとうにたくさんのお仕事をいただき、「福祉のものづくり」の世界がすごいスピードで変化を遂げているように感じています。

最近では、福祉プロダクト企画・販売koroという窓口に、単なる福祉のものづくりということだけではないお仕事やお問い合わせもいただいています。
3年半の積み重ねが、こうして、広がりをみせていること、とても嬉しく思っています。

「福祉のものづくり」という切り口で、どこまでも幅が広がって行く。
無限の可能性を再認識しています。
そして、その広がりとともに、求められる事も増え、
現状、koroという器だけでは少々窮屈になってきた。
ということを感じてきています。

そこで、今後の動きについて。

来年の5月をめどに中嶋の仕事復帰を考えております。
これからその準備を進め、『koro』の業務は中嶋を中心に、「商品の販売」に特化した部門として捉え、「コーディネートやサポート」、「アート関係」のお仕事に関しては、小林の個人名義のほうで行っていく、という方向性で進めています。

ということで、今月より先行で、小林の個人名義「企画製作室bridge」を開設しました。
http://www.sumikkobridge.com

4年間積み重ねて来た仕事をいちど整理整頓し、業務を広げていくことで、福祉のものづくりの成果をより多くのひとのもとへ届けられるよう、気を引き締めて取り組んでいこうと考えています。

内部の体制のことですので、対外的な動きはなにひとつかわりません。
お取り引きいただいているみなさま、応援してくださってるみなさま、もう少しきちんと整いましたら改めてご挨拶させていただきたいと思います。

引き続き、よろしくお願い致します。

(小林)














2014年5月8日木曜日

LBERTEさんに訪問!!

ずっと行ってみたかった場所へ行ってきました。

すてきな看板を発見。


グリーンがたくさん。グリーンのものって結構あるんですね。

ぽんかも緊張気味で、

鳩ボンボンの生存を確かめたり、

見てみたかった商品があって、

イチオシはあのポストカード。


建物の渋さと古さにわくわくしたり、

ガラスに描かれた絵しりとりが途中でわからなかったり、

フラッグがかわいくて、

かわいくて、

かわいくて。

蘇民将来という民芸品を知ったり、

半炒飯(ハンチャ)という名前のお部屋でお茶をいただき、

地域との関わりが見えたり、

柳町という地名がとっても小さい範囲だったり、

山が近くて大きかったり、

噂のルヴァンさんがあったり。


ということで、先月のことになりますが・・・
桜が満開の頃、長野は上田市にあります「LIBERTE」さんへお邪魔してきました。

現在リベルテさんのギャラリーでは「グリーン グリーン グリーン/GREEN GREEN GREEN」と題して、グリーンの商品がたくさん展示されています。
koroも参加させていただいています。
ということで、小旅行気分で上田へ行って参りました。

長野と新潟。
近くではあるけど、また違う風土と文化。
とても刺激がありました。

なによりも、理事長さんとスタッフさんのお話にちからをいただきました。
リベルテさんは、主に障害がある方々が利用する事業所です。
今月で開所からわずか1年。
その立ち上げのお話、とても興味深かった。

例えば、ひとつの事業所を立ち上げるとき、きっと私だったら、「○○さんのために」とか「○○のために」みたいな具体的なターゲットがないと、動けないようなきがしているのですが、この方々は違った・・・。

「誰かのため」という直接の目的ではなく、まず誰かを受け入れる為の「器」を作った。
しかも、絶対に必要だと確信して、場所を探して借りて掃除をして空間を作り、受け入れる体制を整えた。それが始まり。最初は利用する人がいないままのスタートだったらしい。でも今は、リベルテさんを必要とし利用する人がいる。

これってすごい事だと思うんです。

両手を広げてただただ受け入れる場所を作る。
すごく勇気のいることだし、懐が深くないとできない。
ものごとの始まりには、そういう方法もあるのだな、と思いました。
「福祉」というものに対する新たな価値観を教えてもらったような気がします。

地域の中でリベルテさんのような、たおやかで緩やかでひとつ芯のあるような場は、とても大切なんだと感じました。

だいぶ端折って書いているので、興味がある方は是非リベルテさんまで行ってみてくださいね。

なにより、とても素敵な商品たちがたくさん並んでいます。
散財してもいいくらい素敵な商品があります。
お財布を握りしめて、是非上田へ!!

Gallery GREEN 春の企画
「グリーン グリーン グリーン/GREEN GREEN GREEN』
2014年4月8日(火)〜6月19日(木)
会場:ギャラリーグリーン(NPO法人リベルテ スタジオライト内)
長野県上田市中央4丁目7−23
時間:10:00〜16:00
定休日:日、月

昨年、講師としてお話をさせていただいた「福祉をかえるアート化セミナー」でご一緒したリベルテさん。
今回、リベルテさんに併設している、ギャラリーグリーンでの企画に参加させていただきます。
グリーンの商品が並ぶとのことです!
koroからは、「ぽんか」と「鳩ボンボン」を出品させていただいています。


最後に・・・
リベルテさんの設立主旨、とても心に響くものがあります。
(以下、ホームページより引用)

街を歩くその先々で眺める風景や、ふと手にとったペンで描く線や形、または自分の何気なく選んだ今日の服装も、大切な個性や自己決定であり自由です。私たちリベルテは障害のある方たちと、そんな「何気ない自由」や「権利」を尊重していける社会や人、関係づくりを行っていきます。

障害のある方の日々の「からだ」と「こころ」や社会的な状況は、その日「生きること」に切実です。ですが、障害は、障害と一緒に生きている個人だけが抱え責任を負うものではないと私たちは考えます。人が生きる上で、人との関係や社会の中で生じる「摩擦」が、ひとりではどうしようもできない困難となる時に、それは「障害」となると考えています。

地域社会で暮らす中で生じるその「摩擦」は障害のある人たちにとっても、もちろん私たちにとっても、「何気ない自由」や「権利」を削りとってしまうことがあるでしょう。「何気ない」ことだからこそ、意識や注意を払っていないといつの間にかなくなってしまう・失われてしまうような小さくてささやかな「権利」や「自由」は、日々の中にたくさんあります。だから、私たちリベルテはその「何気ない」人の個性や想いを大切にしていくことを活動の主軸に置きます。

それを実現する為に、まずは地域の中に障害のある方の活動を支える場をつくります。行為や表現、関係やそれらが生まれる時間と場所、機会をつくっていきます。人々を緩やかに巻き込み多様な価値観を肯定していく仕掛けを考え試行し続けます。そして、人が日々暮らしの中にある何気なく決定している選択や気持ちや考えを尊重しながら、「何気ない権利」と「自由」を実践していきます。

その為には、障害者福祉事業として個別具体的な支援と実践を継続的に行う必要があります。特定非営利活動法人格を得ることで個々の人と社会を、支援を媒介しながら繋げていくことが出来るようになります。法人の名前はフランスの詩人ポール・エリュアールが第二次世界大戦中に発表した「Liberté自由」と言う平和と自由を謳う詩から取りました。何気ない、しかし大切な個性や自己決定であり自由を、障害のある方たちと、尊重していける社会や人、関係づくりを行っていくために特定非営利活動法人リベルテを設立します。




(小林)












2014年4月24日木曜日

お知らせ


出産のため、12月より新潟を離れ沖縄へ行っていた中嶋ですが、先日小さな小さな女の子とともに戻ってきました。

あたたかい沖縄から、まだ肌寒い新潟へ。
母も子も、また新しい生活の始まりですね。

まず、新潟での生活のリズムを整えることがなにより。
仕事については、今後様子をみながら考えて行く予定ですので、いろいろと未定です。

いつもkoroのことを気にしてくださっている皆様、中嶋をみかけた際には声をかけてくださいね。

今後ともよろしくお願いします。

(小林)

2014年4月6日日曜日

NTTクラルティ 塩山ファクトリー・商品ロゴ制作






NTTクラルティ 塩山ファクトリーより商品パンフレットが届きました。

塩山ファクトリーは障がいがある社員が製紙工場等における規格外製品(通常廃棄)の紙パックを原料とし、薬品を使用せず、周辺環境に配慮をした手漉き紙を製作しています。
製作した手漉き紙を使い、卓上カレンダー等のノベルティ作製事業を行っています。
(パンフレットより抜粋)

今回、ボールペンの「クラルボ」と、メモの「好き漉きメモ」の商品ロゴを制作させていただきました。

この塩山ファクトリーには、昨年の11月に一度お邪魔してきました。
山梨県に行ったのは初めてだったのと、とても活気がある現場にとても感動して帰ってきたのです。そのときの様子は、またのちほど。。。

現在、商品を売って行くために色々と進んでいるようです。

パンフレットは事務所にありますので、ノベルティなどお探しの方、また塩山ファクトリーに興味がある方、是非ご覧になっていただきたいと思います。

このお仕事に関しては、引き続きアップしていきます。


(小林)