明日より「たねん.」さんにて開催される展示会に、結屋の廃油せっけん(粉)が登場です。お掃除にまつわる品々が並ぶということです。
新潟市西区にある「地域活動支援センター結屋」で製造している廃油せっけんを、削って、削って、削って、ひたすら削って、粉にしました。
固形石けんよりも使い勝手はよく、幅広くお使いいただけると思います。
現在主に販売させていただいている「結屋の塩せっけん」は、この廃油せっけんを塩で煮たものです。(下の写真は塩せっけん)
せっけんの質としては塩せっけんのほうが良質ですが、結屋さんは劣化し過ぎた廃油は使用しなかったり、EM発酵液を使用したり、pH度をしっかり計ったり、質にこだわってせっけん作りをされているので、粉の方も安心してお使いいただけます。
(ただ、肌の弱い方はお気をつけくださいね。)
今回、たねん.さんからお話をいただいたときには固形の塩せっけんを販売させていただこうと思っていたのですが、お掃除ならば粉せっけんの方が使い勝手がよいかも!ということで、粉せっけんでの販売となりました。
粉をお湯に溶かして液体にもペーストにもできます。
重曹と混ぜてパワーアップします。
などなど、詳しくはパッケージ内に使用方法の紙が入っていますので、ご確認ください。
一度お試しあれ、です。
内容量80g/¥525(税込み)
あと、今回はもうひとつ大事なところ、知りどころ、押さえどころがありまして。
パケージに新潟市江南区にあります「わかばの家」さんの牛乳パックの手漉き紙を使用しています。パッケージを開けてそのまま容器としてお使いいただけます。
写真が異様にドラマチックなのは気のせいです。
「わかばの家」さんでは、回収した牛乳パックやジュースのパックを集め、フィルムをはがして、細かくちぎって、水と撹拌させパルプを作り、梳き枠に流し込み紙を作っています。
何も特別なことではありません。
難しいことでもありません。
なんてことのないような作業を丁寧に時間をかけて日々こなしていく。
地味で、小さくて、大きなお金に変わるわけでもない。
けれども、そういうなんてことないものが施設の建物から社会へ出て行って、始めてそこに価値が生まれるのではないかと思います。
施設の中だけで、その周辺だけで、終わらせてはいけない。
破壊と再生を繰り返す「廃材で紙を作る」という作業には可能性がたくさんあると思っています。本気でそう思うわけです。ひとのちからは凄いのだ。
そんなこんなで、明日より販売させてもらってます。
詳しくは「たねん.」さんHPでご確認を!!
◎日々のお掃除道具展
11月23日(水・祝)〜11月27日(日)
11:00〜17:00(最終日は16:00まで)
at : たねん. 新潟県新潟市秋葉区新津東町1-9
2011年11月22日火曜日
2011年11月9日水曜日
麦っ子ワークス・アート展
麦っ子ワークスさんのアート展が開催されます。
koroは展示協力ということで、お手伝いさせていただいています。
これまでに描きためられたドローイング、造形された焼き物、墨で描かれた字。
その姿、あまりにも自由で、果てしなく、素直。
そして、とても健康。
たしかに、ひとつひとつのそのもの自身に、独立した作家性を感じることは少ないのですが、いくつものかたちが集合すると、ある種のちからがそこにうまれるのです。
そして、時間をかけて対峙すると常に新しい発見があります。
見ようとすると見えるもんなんだなぁ。
ぱっとみじゃわからない、目立たない世界にある大きな価値観を感じてもらえる展覧会になったらいいなと思います。
アート展と巻名物「カリーナ」や「鯛車焼」を味わうのもよしです。
会場のHPをチェックしてみてください。
麦っ子ワークス◎アート展
2011年11月11日(金)、12日(土)
10:00〜15:00
会場/まちなか交流館『囲炉裏』新潟市西蒲区巻甲2213-1(駅通り-本町通り交差点)
<お問い合わせ>麦っ子ワークス tel 0256-76-2424
2011年11月6日日曜日
sunday 写真館
HP でもお知らせしましたが、内藤さんの日曜日限定の写真館が始まってます。
フィルムカメラで普段の自分達を撮ってもらえる事ってなかなかないので、とても素敵な機会です。
koro は写真の台紙を作るのをお手伝いさせて頂きました。
木の台紙と紙の台紙です。
木の台紙はいつもお世話になっている青松ワークスさんに。
おなじみのハマちゃんにロゴを抜いてもらいました。
こちらは、立てて飾ることもできます。
紙の台紙は、牛乳パックを利用した和紙をわかばの家に作ってもらい、袋にしました。
こちらは写真をおうちで好きな額に入れたりしてもらえる仕様になっています。
2つともに、なかなかいい感じになりました。
依頼して下さった内藤さんも気に入ってくれて良かったです。
ご依頼ありがとうございます。
ちなみに私も撮影してもらいに行ってきました。
白い空間に大きな窓がなんだか落ち着きます。
入り口には青松ワークスさんに作ってもらった看板が。
奥にいるのがカメラマンの内藤さんです。顔が隠れてます。
始めにフィルムで撮るからと、ポラロイドで撮って、こんなだよーと見せてくれます。
フィルムで撮る感じが伝わってきて嬉しい。
そのポラも貰えてなお嬉しい。
どんな風になっているか、それも後での楽しみ。
貰えるまで、ドキドキできるのもフィルムの嬉しい所です。
みなさんも是非行って見て下さい。
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